ブルネイへの入国要件
- 日本旅券を持っている旅行者は、特に要件や制限なくブルネイに入国が可能です。
- ブルネイ入国時点で6か月以上の旅券残存期間と2ページ以上の未使用査証欄が必要です。
- 30日以内の観光や商用等の目的での入国の場合には査証(ビザ)は不要です。
- 就労、家族の渡航、宗教関係、ジャーナリスト、留学目的での入国の場合には必ず査証(ビザ)が必要です。
出発の準備
ブルネイ入国に際し、以下の3つのフォームの準備が必要となり、基本的にすべてオンラインでの手続きとなります。到着後に焦らないためにも、事前に手続きを済ませておきましょう。
E-Arrival Card(電子入出国カード)
入出国時の時間短縮と混雑緩和を目的として、従来の紙での入出国カードに代わるものとして導入された、事前にオンラインで入出国手続きに必要なデータを申告手続きするシステムです。紙の入出国カードは既に廃止されていますので、旅行者は全て事前にオンラインでの申告手続きを行わなくてはなりません。ただし、第三者が代理で手続きすることも可能ですので、パソコンやスマートフォンの操作が苦手な方は、ご家族やご友人等に依頼することも可能です。なお、トランジット(乗り継ぎ)の場合にはこの手続きは不要です。
申告手続きが終わると、「TC-」から始まる番号が発番されます。入国審査時にこの番号の提示を求められることはほとんどありませんが、求められても良いように、番号は控えておくと良いでしょう。
税関申告
ブルネイ入国に際し、非イスラム教徒であれば規定量以内の酒類の持ち込みが許可されています。酒類を持ち込まれる方は、事前に専用アプリをダウンロードし、アプリから申告事項を登録する必要があります。登録は、出発日の2日前から申告可能となります。
▶ IOS版: App Storeでダウンロード
▶ Android版: Google Playでダウンロード
登録が完了するとQRコードが発行されます。必要な時にアプリから何度でも表示させることは可能ですが、到着時に空港内の無料WIFIのつながりが悪く表示できないこともありますので、事前にスクリーンショットを撮り、保存しておくことをお勧めします。
タバコを持ち込まれる方はこのアプリでの申告は不要で、到着後に直接窓口で申告、関税を支払うことになります。
なお、ブルネイ入国時に持ち込み可能物品および免税範囲は次の通りです。
持ち込み可能物品と免税範囲
1. 酒類(非イスラム教徒のみ)
・対象者:17歳以上の非イスラム教徒
・持ち込み可能量:
- ビール:12缶(1缶330ml)
- ウイスキーやワインなどのリキュール類:ボトル2本(合計2リットルまで)
・条件:
- 個人消費目的であること。
- 前回の持ち込みから48時間以上経過していること。
- 持ち込んだアルコールは、滞在先(ホテル等)で保管・消費すること。
2. タバコ
・持ち込み可能量:紙巻きタバコ200本または刻みタバコ250g
・課税:1本につき0.50ブルネイドルの関税が課税されます(1カートンで100ブルネイドル)
※到着ロビーの両替所よりも前で関税を支払わなくてはなりませんので、タバコを持ち込まれる方は、事前にシンガポールド
ルを入手しておきましょう(日本国内でブルネイドルへの両替は基本的にできません)。
3. 香水・化粧品
・持ち込み可能量:
- 香水:60mlまで
- 香り付き化粧水:250gまで
4. 現金
・持ち込み可能金額:15,000ブルネイドル相当額まで
健康申告
サル痘対策として、2024年9月7日よりブルネイ入国者すべてに申告が義務付けられました。以下のサイトより申告登録を済ませてください。E-Arrival Card同様、第三者による代理登録が可能です。出発の2日前より申告可能となります。
申告が完了すると、入力済のフォームが登録したメールアドレスに添付書類として届きます。入国審査で提示を求められることはほとんどありませんが、いつでも提示できるようにしておきましょう。
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